【お悩み相談Vol.1】会社の研修はなぜ意味がない?~目的のバッティングが起きている~

こんにちは!
ライティングパートナーの佐野です。

最近の中村さんなんですが、いきなり焚き火の話をfacebookに投稿したかと思えば、
漫画について熱く語り始めたり。寒くなってくるとおかしな・・・

中村:早くやるぞー!

◆QAセッション

佐野
はいはい。少し前に僕が運営しているメディアの取材させてもらったじゃないですか。
あそこでカットされた部分があるんですよね。字数の関係というよりも僕の判断で。
中村
字数あるなら載せろや(笑)。どの部分?
佐野
WEB記事なので字数の制限ってあってないようなものですから。
カットした内容のひとつが「会社の研修では、社員の能力が開発されない理由」なんです。
これは言葉足らずだと誤解を招くだろうなと思ったので、ここで詳しく聞こうかと思っています。
中村
お、それは英断だ。確かにしっかりした研修はあるし、それで実際に売上伸ばしたり新しい能力身につけたりしている人はいるからね。
佐野
ですよね。なので正確には「能力が開発される研修と、開発されない研修の違い」だと思うんです。
中村
あーそれもちょっと間違っていて。研修はそもそも受けている人が「自分の能力に研修内容をカスタマイズする」っていう意識を持つことで初めて結果が出るんだよね。そこが研修を受けて結果が出るようになる人と、その場ではやる気が出ても続かない人の違いだよ。
佐野
個人の意識次第っていうのは、言われてみれば当たり前なんですけど、なんで僕たちはなかなかそうは思えないんですかね?
中村
それは組織開発と個人の能力開発の違いを理解すれば、「自分次第で研修は意味あるものにできる」と思うはず。組織開発は会社として売上を上げるとかの目的が先にあって、そのために社員の能力の開発っていう流れだよね。目的は会社の目標、手段として社員の能力開発。
ちゃうこともあるんだよ。基本的には会社の研修は目的が組織開発にある研修になるよね。
佐野
組織開発の事例でいうと、営業で結果を出して欲しいから、社員に営業ロールプレイングの研修をするとかですか?
中村
そうだね。売上とかの目的が先にあって、次に人の能力の開発っていう流れで
能力開発は手段になるのが組織開発の視点なんだ。
その反対が個人の能力開発が目的になった研修なりトレーニングだね。この前提を知っておけば、「そもそも研修は会社が目的を設定しているものだから、自分も目的を設定して受けないと能力は開発されない」という意識が生まれるはずだよ。
佐野
でも企業っていう営利を求める存在が、個人の能力開発を目的にすることなんてあるんですか?
ものすごい非効率で会社組織の良さを生かせないような。
中村
まさに企業の都合もあるんだよね。自立しよう、セルフマネジメントしようっていうことに対して、
企業が経費を負担する意味ってなんなの?っていう話になる。
だから俺は個人の能力開発を目的とした事業をセルフエッジと名付け・・・
佐野
番宣の枠は取ってませーん!
中村
WEB記事は字数の制限ないって最初に言っただろ(笑)。

(インタビュアー:佐野創太

◆本日のセルフエッジポイント

  • 会社の研修やトレーニングは、必ずしもあなたの能力を開発するものではない
  • 研修が選べるのであれば、自分の能力開発を目的にできるものを選ぶ

◆編集後記

佐野
いやーもうちょっとで中村さんの自己PRになっちゃうとこでしたね。
中村
中村:消化不良感がすごい(笑)

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